jQueryを使うと、色を変えたり、アニメーションしたり、できます。

例えば
$(‘p’).css(‘color’,’red’);
と書くと、pタグの文字の色が赤くなります。

 

しかし!その記述をする前にやっておかなければいけないことがあります。

それは、

jQuery本体を読み込んでおくことです。

jQueryはJavaScriptのライブラリです。

JavaScriptの機能が入っているライブラリであるjQuery本体をまずとってきて、HTMLの中で読み込んでおく必要があります。

jQuery本体(ライブラリ)をとってくる

『jQuery本体をまずとってきて、』って、どこから・・・?

安心してください。JQuery公式サイトから、とってくることができます。

 

2つのやり方があります。

(1)ダウンロード・・・jQueryをダウンロードして使う

(2)CDN・・・jQueryをダウンロードせず、Googleなどのサーバーからとってきて使う。

(*CDN・・・Content Delivery Network)

(1)jQueryをダウンロードして使う

①まず、準備としてダウンロードしたjQueryを入れておくjsファイルを作っておきましょう

②jQueryの公式サイト(https://jquery.com/)の、『Download jQuery』をクリックします。

 

「compresses(圧縮版)」と「uncompresses(非圧縮版)」がありますが、

ダウンロードして使うのは、一番上の

Download the compresses,production jQuery 3.3.1

がいいでしょう。

compressesは圧縮版で、ダウンロードするとファイル名に「mini」がついています(jquery-3.3.1.min.js)。

 

圧縮している方がサイズが小さいのでおすすめですが、中のコードが見たければuncompressesだと改行などが入っているのでコードが読みやすいです。

Download the uncompresses,development jQuery 3.3.1 ← 非圧縮版

Download the compresses,production jQuery 3.3.1 slim build ← 機能限定・圧縮版

Download the uncompresses,development jQuery 3.3.1 slim build ← 機能限定・非圧縮版

 

*macでのダウンロードの仕方

ダウンロードするものの上で右クリックし、「リンク先を別名で保存」します。

<作成したjsファイルに保存しておきましょう!>

(2)CDNを利用する

jQueryをダウンロードせず、Googleなどのサーバーから取ってきて使います。

*CDN(Content Delivery Network)

②jQueryの公式サイト(https://jquery.com/)の、『Download jQuery』をクリックします。ここまでは、ダウンロードする方法と同じです。

 

②jQueryをダウンロードした少し下に『Other CDNs』という言葉がありますので探してください。

 

②どれでもいいのですが、例えば『Google CDN』をクリックし、以下の
<script src=”https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.3.1/jquery.min.js”></script>
のコードをコピペして使います。

 

jQueryのバージョン

  • jQuery 1.X系・・・IE8以前もサポート
  • jQuery 2.X系・・・IE8以前は非対応、軽量化
  • jQuery 3.X系・・・IE8以前は非対応、さらに処理速度向上