「WordPressの更新しませんか?」
「WordPressは最新にしておいたほうがいいですよ」
と言われたときに、
- そもそも更新は必要なの?
- なぜ更新しなければならないの?
と疑問に思ったことはありませんか?
更新はなぜ必要?
WordPressは無料で利用できるWebサイト制作システム、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。
世界中で圧倒的に高いシェアを占め、関連情報も多数公開されている反面、攻撃も受けやすくなっています。
(全世界のWebサイトの43.0%、CMSの65.1%:2021年12月時点)
古いバージョンのWordPressを使い続けているとセキュリティが脆弱になり、ウイルスの感染や攻撃に遭うリスクが高まるので、更新して最新にしておくことをお勧めします。
WordPressの更新の種類
WordPressで行われる更新には2種類あります。
- メジャーアップデート
- マイナーアップデート
メジャーアップデート
機能追加などの大きな改編で、だいたい3〜4ヶ月に1度行われています。
WordPress5.8 → WordPress5.9 のように、2つめの数字が増えていきます。
自動更新設定もできますが、更新によりレイアウトが崩れたり不具合が生じる可能性もあるので、バックアップを作成してから、手動更新をお勧めします。
マイナーアップデート
メジャーアップデート後に見つかった不具合や脆弱性対策のアップデートです。
WordPress5.8.1→ WordPress5.8.2 のように、3つめの数字が増えていきます。
基本的に自動更新なので、なにもしなくてもよいのですが、定期的にバックアップを取っておくことをお勧めします。
WordPressの更新
更新のタイミング
では、どんな時に更新すればよいのでしょうか。
WordPressの編集画面で、このような通知を見たことはありませんか?
このような通知が表示された時は、なんらかの更新すべき点があるということなのです。
更新が必要なもの
一口に「更新」と言っても、更新が必要なのはWordPressだけでなく、Webサイトを構成する次のものも最新バージョンにしておくことが大切です。
- WordPress
- テーマ
- プラグイン
- PHP
しばらく更新が無いものは使用するのに注意が必要です。
更新時の注意
- WordPressの更新時、PHPという言語の更新も必要になる時があります。WordPressのバージョンに合ったPHPであることを確認してからWordPressを更新しましょう。
- WordPressの新しいバージョンに、利用中のテーマやプラグインが対応していることを確認しましょう。
- 更新で問題が生じる場合もあるので、更新前に必ずバックアップをとりましょう
- 可能であれば、テスト環境で事前にテストしましょう
まとめ
WordPress、テーマ、プラグイン、PHPは最新の状態にしておきましょう。
自分で更新するのが難しい場合は、制作会社へご相談ください。